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最終更新日:2017/ 9/ 1(金) 16:08:30

論文「国際問題評論家の対外認識:稲原勝治と米田実」

目次

  1. 書誌情報
  2. 概要
  3. 正誤表・補足情報
  4. 入手・閲覧方法
  5. 全文データ
  6. 参考文献リスト
  7. 関連リンク

書誌情報

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概要

1.論文の要旨

本章は稲原勝治と米田実といふ、20世紀前半の日本を代表する「国際問題評論家」を取り上げ、その対外認識の特徴を明かにするものである。検討の対象とするのは1919年から29年までで、彼らが外交専門誌『外交時報』や『国際知識』に発表した論説を分析することで、ふたりの対外認識がどのような特徴をもち、時代を経てどう変遷していつたのか、さらにはふたりの対外認識にはどのやうな相違が見られるのかを、解明している。稲原と米田は生年も近く、ともに世紀転換期のアメリカで大学教育を受け、帰国後に朝日新聞社で外報部長やロンドン特派員を務めた点で、経歴的には類似した人物である。ところが彼らが発表した論説を見てみると、稲原が当時の国際関係を「対立」を軸に理解したのに対し、米田は「協調」こそが世界の趨勢であると捉へてゐた。そのため、国際連盟や不戦条約などに対する理解は対照的であり、また日本が置かれた国際的地位についても、まつたく異る捉へ方をしてゐた。本章は、ふたりが発表した論説を縦横に引用しつつ、これらの相違点を明かにしてゐる(同書「総論」9―10頁より一部の表現を改変して引用)。

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2.論文の目次

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正誤表・補足情報

いまのところ誤記や誤植は見つかつてゐません。なにかお気づきの点がありましたら、ご一報いただけると幸です。

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入手・閲覧方法

購入方法

本書(ISBN 9784779123245)は、大学生協や一般の書店、オンライン書店古書店などで購入できるやうです。

閲覧方法

各地の図書館(大学図書館・公共図書館)で閲覧できます。下記のリンク先から検索してみてください。

全文データ

商業出版物に収録された論文ですので、当分の間、こちらで全文データを公開する予定はありません。上記の図書館にて紙媒体をご利用下さい。

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参考文献リスト

(現在作成中です)

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研究関係>対外認識論>これまでの研究成果をご覧ください。

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