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最終更新日:2008/11/24(月) 20:04:35

論文「個人レベルにおける史料のデジタル化に関する一試論」

目次

  1. 書誌情報
  2. 概要
  3. 正誤表・補足情報
  4. 入手・閲覧方法
  5. 全文データ
  6. 参考文献リスト
  7. 関連リンク

書誌情報

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概要

1.論文の要旨

(上) 音声史料のデジタル化技法

近年における、パーソナル・コンピュータ(パソコン)の性能向上とインターネットの普及は、歴史学の研究技法にも大きな影響を及ぼしつつある。多くの研究者にとつて、史料や先行研究のありかをインターネットで調査・確認したり、論文をパソコンで執筆したりするのも、とくに珍しいことではなくなつてゐる。しかし、個々の研究者が入手した音声史料や写真史料を、コンピュータで操作できるようにデジタル化し、他の研究者と共有する技法については、未開拓の部分が大きい。そこで本稿では、筆者がこれまで摸索してきた、これらの史料をデジタル化し活用する技法について紹介し、新技法の導入によりいかなる効果が期待されるか、また予想される法律上・技術上の問題としてどのやうなものがあるか、それぞれ概観することにする。(上)編では音声史料(インタビューの録音記録)を、個人研究者がパソコンを使つてCD化する技法について取上げる。

(下) 写真史料のデジタル化技法

本稿では、写真史料をデジタル化する技法についてとりあげる。写真史料は、その基本的性格として、史料の内容が文字ではなく画像として記録されてゐること、精巧な複製が難しいことなどが挙げられる。そのためこれまでは、日記や書翰などの「文字史料」と比較すると、研究史料として活用される頻度が低く、その保存や管理、データ共有の技法についても、ほとんど検討されることがなかつた。しかしパソコンとスキャナを使つて、これらをデジタル化し、研究者間で広く共有できるやうにするのは、さほど難しい作業ではない。本稿は、筆者が開発中の新しい技法の概要について紹介し、それが写真史料の(研究素材としての)可能性を大きく拡げることなどを明かにする。一方、写真をデジタル化することにより、著作権法上の問題などが生じる可能性にも言及する。

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2.論文の目次

(上) 音声史料のデジタル化技法

(下) 写真史料のデジタル化技法

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正誤表・補足情報

いまのところ誤記や誤植は見つかつてゐません。なにかお気づきの点がありましたら、ご一報いただけると幸です。

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入手・閲覧方法

次項「全文データ」から、PDFファイルを閲覧・印刷できます。また紙媒体については、各地の図書館(大学図書館・公共図書館)で閲覧できます。下記のリンク先から検索してみてください。

全文データ

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参考文献リスト

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