最終更新日:2012/ 9/17(月) 11:33:36
研究会報告「1920年代『外交時報』にみる日本知識人の対外認識」
基本情報
- 報告題目:
- 1920年代『外交時報』にみる日本知識人の対外認識:半沢玉城と末広重雄を中心として
- 報告研究会名:
- 「大正・昭和期の日本政治の課題」研究会
- 報告日時:
- 2012年8月10日
- 会場:
- 大東文化大学
- 単独/共同の別:
- 単独
報告の概要
1920年代の外交論壇は、今後の国際社会のありやうをめぐつて、「伝統主義」と「国際主義」、また両者の折衷ともいへる「現実主義」など、さまざまな考へ方が錯綜してゐた。当時を代表する外交専門誌『外交時報』の論説欄をみても、そのやうな知的状況は一目瞭然である。本報告では、この時期の外交論壇を代表する知識人として、『外交時報』の編輯人であつた半沢玉城と、国際法学者・外交史学者の末広重雄をとりあげ、その言説の特徴についてみることにする。
補足情報
本報告は、前月の日本国際文化学会における報告を修正したもので、さらに論文「1920年代『外交時報』にみる日本知識人の対外認識:半沢玉城と末広重雄を中心に」(武田知己・萩原稔編『大正・昭和期の日本政治と国際秩序』思文閣、2014年)へと発展します(下記の関連リンクを参照)。そちらもあはせてご参照いただければ幸です。
また、ほかに何かお気づきの点がありましたら、ご一報いただけると幸です。